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これら十二支は、本来、一年間の草木の様子を表していました。
子 … 陽支の水。種の中に、新しい命が生まれます。
丑 … 陰支の土。地中で芽が萌え始めます。
寅 … 陽支の木。新芽が地上に現われます。
卯 … 陰支の木。草木が大地に生い茂ります。
辰 … 陽支の土。青葉が整い、盛んに活動します。
巳 … 陰支の火。草木の勢いが最高になります。
午 … 陽支の火。成長を遂げたのち、衰退に向かいます。
未 … 陰支の土。果実が実り始めます。
申 … 陽支の金。草木は締め付けられ、硬化します。
酉 … 陰支の金。枝葉が枯れ始め、果実は収穫されます。
戌 … 陽支の土。草木は枯れて滅びます。
亥 … 陰支の水。草木の活動が終わり、冬を越します。
十干と十二支が組み合わさって、「六十干支」が形成されます。本来なら、10×12=120通りの組み合わせとなりますが、陰干と陰支、陽干と陽支の組み合わせのみが自然界に存在するとされているため、その半分の60通りの組み合わせで六十干支となります。
この六十干支を年毎に割り振ったものが、一般に言われる干支(えと)です。生まれた年から数えて61年目で、その人が生まれた年と同じ干支が巡ってきます。これを「還暦」といい、赤子に戻って出直すという意味を込めて、赤い頭巾とチャンチャンコを着てお祝いをします。 |